終活とは? 2022.10.19  青山修

終活(しゅうかつ)。
最近では日常的に使われる言葉となりました。『広辞苑(第七版)』には掲載されていませんが、『現代用語の基礎知識』には2010年版から登場しており次のように説明されています。

人生の最期を自分の望むように自分で準備すること

あなたにとって『終活』とは何ですか?
遺言やエンディングノートを書くこと?
身辺整理をすること?
通帳や印鑑の保管場所を家族に伝えること?

どれも正解のようで、どれも何か足りない気がします。
『終活』とは何なのか?

私は、2010年に目黒区自由が丘で行政書士事務所を開業しました。行政書士の業務は、遺言、相続、成年後見、就労ビザ、永住、帰化、会社法務、許認可、など幅広い分野にわたります。

開業以来、お客様に恵まれ、様々な面からお手伝いをさせて頂く機会を得ましたが、全てのお客様に共通する関心事の一つが、いわゆる『終活』です。病気、老い、介護、そして死。これらは、年齢、職業、家族構成、国籍を問わず、少なからず誰しも直面する事象です。

これまで数多くのお客様の終活をサポートしてきましたが、私自身、いまだ答えは出ていません。
『終活』とは何なのか?

キーワードは、『自分の望むように』だと思います。
自らの意思を表示する事は、日本人にとって不得意な分野かもしれませんが、これまで散々周りに気を遣って生きてきたのですから、少しくらい我がままを通してもバチは当たらないと思います。

終活は、全人類共通のテーマと言っても過言ではありません。

一度きりの人生を自分らしく生きる為に、今あなたができる事を探してみては如何でしょうか?正解もゴールもありません。行先はあなた次第です。束の間の秋の夜長、終活の旅に出てみませんか?

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『100年サポートオフィス』
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