行政書士の仕事とは?  2010.9.6 青山修

皆さん、我々「行政書士」が日々どんな仕事をしているかご存知でしょうか?

例えば、同じ士業(しぎょう、さむらいぎょう)のなかでも、一般的にテレビ等で馴染みがあるのが裁判業務等を行う弁護士さんでしょう。また、税理士さんなら「税金」、司法書士さんなら「登記」という言葉が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

一方、行政書士については、ここ最近コミックやテレビドラマに登場してはいるものの、一般的によく知られているとはいえない現状があります。その原因はいろいろあるかと思いますが、行政書士の仕事の幅広さが、その一因となっているのかもしれません。

行政書士は、官公署などへの手続きや権利義務、事実証明関係書類などに関する法律と実務の専門家です。言い換えると、書類作成のスペシャリストとして身近な法律問題を解決する仕事をしています。

例を挙げてみますと、
行政書士の仕事のひとつに「相続」に関する業務があります。
不幸にもある方が亡くなられたとします。
ご遺族の方から行政書士事務所に相続に関するご相談がありますと、死亡届の提出など、ご遺族にやって頂く手続きについてご説明します。
ご依頼に応じて、戸籍謄本等の取寄せを行い「相続人関係図」を作成し、併せて相続財産に関する調査を行い「相続財産目録」を作成します。
また、相続財産の分割について相続人の間でお話し合いが付けば、その内容をもとに「遺産分割協議書」を作成するといった業務を行います。

また他の専門家と連携が必要な場合もあります。
相続税の申告が必要な場合は、税理士さん、
相続財産に土地、建物などの不動産があり相続登記が必要な場合は、司法書士さん、
はたまた相続人間の話し合いがうまくいかず裁判沙汰となる場合は弁護士さんの登場です。

大切なご家族を失った悲しみの中にあるご遺族の代わりに複雑な手続きを行い、必要に応じて他の専門家と連携して、ご遺族を的確にナビゲートするのが行政書士の相続業務といえます。

これからも、このブログを通して少しでも多くの方に「身近な街の法律家」である行政書士の存在をアピールしていければと考えています。どうぞ宜しくお願いいたします。

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